ホテルで働くことって、なんかメリットあるの。
ホテルで接客出来れば、大抵他の接客業はこなせるようなるよ。
ホテルはサービス業の最高峰だなんて呼ばれることもあるし。
でも、なんかクレームとかいやだなぁ。めんどくさいお客さんとか。
確かに接客は大変な仕事だね。でもホテルならではのメリットがあるんだよ！
ホテルで働く人の特徴って一重に他者への貢献がモチベーションになってる事がかなり大きい割合を含んでると思います。
私も例外に漏れずその1人で、誰かの為になる仕事がしたいと思ってこの仕事を始めた口です。
誰かの為に仕事をする感覚はやっぱり充実感があり素直に楽しいです。
今回はホテルで働く歴17年のAkyが、ホテルで働くメリットをあげてみます。
ホテルで働くメリット
- 勤務時間がバラバラ
- もし外資系に入れば給料は高くなる
- 対人スキルが上がる
- 語学に強くなります。
- 社内の様々な部署を経験するチャンスがある
- 街の情報に強くなります。
- ホテルの利用が上手になります。
- 一般的にはブラック企業になりにくい
- まとめ。やっぱり。
勤務時間がバラバラ
よく一番デメリットであげられる勤務時間ですね。一般的にバラバラで土日祝日も勤務になるとか。人によっては夜勤で健康面でも心配だったりだとか。
確かにこうした働く時間帯や休みの日の感覚は一般的な仕事をしている人たちとは違う環境にいると思います。
でも逆にこの違いから生じるメリットも結構あるんですよ。
- 時間的に有利になる
- 平日はお得
- 混まない
時間的に有利になる。
ホテルは基本的に24時間シフトで回していきます。
もちろん土日祝日に休みになる事もありますが、
組まれたシフトで休みが平日になる事も当たり前にあります。
むしろ多いです。
平日休みの場合、土日祝日よりもいろんな場所で待ち時間が少なくなります。
役所とかテーマパークとか、どこにいっても普通なら並ぶ様な場所も平日は待ちません！
休みの日が平日なことで、そんなに待たずに順番が回ってくる。
これ結構重要で、もし同じことを休日にしようとしたら
何時間もかかってしまうようなことが、10分でだけで済むこともあったりします。
なので、時間短縮が出来て有利になります。
平日はお得
平日料金なんてものが色々なところであります。
例えば、平日は駐車場がタダだったりとか、映画は半額とか、
お金が掛からなくて得なんですよね。
平日の金銭感覚になれたら節約思考になりやすくて結果幸せです。
混まない
人が働いている時間なので比較的どこも空いています。
時間をゆっくり過ごしたい人には平日休みは結構いいです。
以個人的にこのメリットはかなりおいしく感じていて、
逆に休みが土日休日になると「あぁ、どこも行けないや」って思うほどになります。
空いている事で余裕ができ、心の平安が生まれます。
もし外資系に入れば給料は高くなる
それからお給料。総じて他業種と比べると給料は良くないとかは確かに事実です。
しかし一般的に外資系ホテルで働けば、平均より高い給料を貰う事は可能です！
それなりに実力次第でステップアップしていく必要がありますが、努力で上は目指せます！
ホテル業界の給料は良くないですが、やり方によっては決して悪くもない額になります。
若くてもマネージャーになることも可能ですし、実力次第でいい条件のホテルに転職して給料を上げていく人も多いです。
【ホテルで働く】仕事の種類と内容を紹介。収入アップの攻略法まで徹底解説！
対人スキルが上がる
もちろん人に強くなります。
なぜかと言うと、具体的に人が何を考えているのかが分かるようになります。
分かる様になれば次の対応を事前に察知できる様になり、都度適した対処が可能になります。
なので、対面接客をすればするほど対人スキルが強くなるのです。
強くなった対人スキルはセールス関係の仕事やクレーム対応など、人との関わりが必要な仕事で必ず役に立ちます。対面に人がいなくても電話上の応対スキルも同じように上達します。
これは普段の生活でも役立つ、ホテルで身に付く大きなスキルじゃないでしょうか。
語学に強くなります。
特に英語ですね。
海外の方とコミュニケーションを英語で取る機会に恵まれているので
旅行の時や、英文を読む時など、広く経験を利用出来ます。
特に外資系のホテルに就職できれば基本的に社内の公用語は英語です。
という事は上司も外人同僚も外人なんて事は普通にあります。
特にチェーン展開をしているような外資系ホテルは本部とのやり取りがありレポート類は全て英語です。
もし何か報告書を作るとしても英語で作るのが基本なので、
英語で報告したり英語でメールを送ったりも必要不可欠な環境です。
いやでも英語のスキルは上達します。
もちろん接客業なので丁寧な日本語や英語も同時に学ぶ機会に恵まれます。
地球規模で考えれば英語が話せる様になると、
２０億人以上の人とコミュニケーションが取れるようになりますよ！
社内の様々な部署を経験するチャンスがある
宿泊部、料飲部、キッチン、宴会、婚礼、セールス、経理、マーケティング、IT、エンジニア、購買、人事、防災など、キリがない。。
ホテルは多種多様でいろいろな仕事があります。
私は主に宿泊部をガッツリと料飲部をすこし経験しました。
ベル、ドア、フロント、コンシェルジュ、
オペレーター、ルームサービスオーダーテイカー、ショップ、
クラブラウンジ、レストラン、
ゲストリレーション、バトラー、デューティーマネージャーなどなど
様々な職務をライフステージによって変化させてきました。
他のホテルマンには真似出来ないくらい、沢山の経験が出来ました。
飽きっぽい性格の私が一つの職場でも長く続けられるのは、
ホテルという色々な顔を持つ場所にいたからだったのだと思います。
社内でジョブチェンジが出来るのはホテルで働く大きな魅力と言えるでしょう。
私のモチベーションとキャリアアップを同時に叶えてくれたのも、このホテル特有の職場でした。
この点ではホテルで働くと言うことはとても良い事だと思います。
他部署での経験が増えれば、今後の人生にチャレンジするハードルが一つ下がります。
色んな経験は人生を豊かにしてくれると言えるでしょう。
そんな経験をホテルで働くことで出来るのは大きなメリットと言えるでしょう。
街の情報に強くなります。
私の場合はコンシェルジュの経験から
巷のレストラン情報を普段から押さえてて、
いざプライベートでという時にサクッとそれを活かす事が出来ます。
例えば休日の日にお寿司が食べたい、となったときにどこのエリアでもどのお寿司屋さんがいいか、
また予約はどのように取ったほうがいいかなどがスムーズに出来る様になれます。
レストランに限らず、エンターテイメント系のツアーなどでお客さんをサポートする経験があれば、
情報は普段からお客さんを通して自分の中でアップデートできるし、
実際自分の休日に活かすことができます。
また、ホテルのコンシェルジュ代表としてレストランから招待を受けたりする事もあり、
この点では非常においしいポジションで街の情報に強くなりつつ、
後日プライベートで自分に還元出来ちゃう、というメリットがついてきます。
ホテルの利用が上手になります。
ホテルで働くと、プライベートでホテルの使い方が上手くなります。
泊まるホテルの良いところと悪いところをかなり客観的に見れるようになるので、
良いところで感動して悪いところでまぁこんなものか、と結構気楽に見れるようになります。
こうなると自らのホテル満足度が高くなります。
まぁホテル側の事情を既に知っているので許容範囲が広くなるという事ですね。
一般的にはブラック企業になりにくい
シフトで回すホテルはだいたい月の休みが決まっていて、
それ以外になる事が起こりにくいです環境です。
つまり既にブラック企業になりにくい仕組みなのです。
人数が多く、それ故に人の目が多いので、
下手に良くない働かせ方するとホテルが厳しい立場に立たされます。
ですので労働環境は比較的良いと思います。
世の中ブラック企業と呼ばれている会社は実は山ほどありますが、
ホテルで働くと言う選択肢は、こういったブラック企業でこき使われるリスクを減らすことができる選択肢ともいえます。
まとめ。やっぱり。
でもやっぱり「誰かの役にたっている」ということに、
幸福感を得られるのがサービス業の特権だと思います。
人との関わりを感じながら自らサービスの提供者となる。
そんな満足度が得られる現場がホテルにはあるのではないかと思います。
他者への貢献による幸福感を得る事ができる。
ホテルの一番のメリットではないかと思います。
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