バゲージアップとバゲージダウン
到着したお客さんの荷物をお部屋に運ぶ事ですね。もちろん滞在中のお客さんの場合でもバゲージアップって言いますが、下から上へ荷物を持っていく様からこう呼ばれます。
逆にバゲージダウンは荷物を部屋など上から下に持ってく事ですね。
バゲージアップの手順
到着時や到着前にお部屋アサインの最終確認を取って荷物を運びます。
もし荷物をお部屋に入れる事が決定したら万が一のアサイン変更のため荷物入れをしている旨の情報共有をしましょう。
具体的にすることは次の通りです。
- 荷物の点数をチェック
- お部屋番号をチェック
- 記録を残す
荷物の点数
荷物のバゲージタグの内容、品目が合っているか扱う前にチェック。
お届け先荷物をセット完了時に再度品目と点数が合っているかチェック
お部屋番号
お届け時にお部屋番号をチェック、お渡し時もしくはお部屋セットする時に再度チェック。
部屋の前で部屋番号と荷物タグをかざして相違ないかを動的に行う事でミスを防げます。
記録を残す
お部屋に荷物を入れたら入れた時間を同時に書く。
後で何か問い合わせの時のために記録を残す事
万が一「荷物がない」の問い合わせ時に今いるスタッフでないスタッフが記録を元に対処していくので
記録は正確に必ず付けましょう。
またバゲージアップは単純ですが大事なお仕事です。
正確にお荷物を素早く届けましょう。
バゲージダウンとは
バゲージアップ同様バゲージダウンも速さをもとめられるタスクです。
ここで注意したいのが行先。
バゲージアップと違ってお客さんに渡されて初めて行き先が決定するので、その場の処理が重要になってきます。
例えばバッグは1階の出口で受け取って、こっちのスーツケースは宅急便で、みたいなケース結構多いです。
それぞれ行き先別に対処を考える必要があります。
- 持ち帰りの荷物
- 預かり荷物
- 宅急便
持ち帰りの荷物
一番多いケースですがホテルのエントランスまでとかですね。持って帰る荷物なので荷物タグの半券を控えに渡して渡し場所で荷物と引き換える流れです。
預かり荷物
こちらは持って帰らない荷物ですね。
以下の2通りでしょう。
- 2nd stay 荷物
- Will Call For
2nd stay 荷物
同じホテルの常連になってくると荷物もいちいち持って帰るのが面倒になってきます、なのでまたホテルに泊まりに来るまでホテル側でキープしてもらいたい荷物ですね。
Will Call For荷物
これはホテルに置いといて、第三者の別の誰かが取りに来ると言う荷物ですね。
宅急便
お部屋で依頼を受ける時元払いだと精算が発生します。
その場で頂くか、お部屋付けになるかです。いつでも料金が出せるように料金表とメジャーを携帯します。
お部屋付けの場合は素早くフロント又はインチャージに連絡をして金額を部屋に付けてもらうように頼みましょう。
その他のケース
バゲージダウンは荷物に関していろんなお願いをされる事が多々あります。
担当スタッフはその場で最終的な行き先や処理を判断することが大切です。
その中でバレットサービス(お客さんの車をスタッフが運転して預かる)があるホテルで、車の中へ運んでと言われた時は車の中の何処かまで確認しましょう。
後部座席かトランクかで聞くといいでしょう。
もし直ぐに帰らず時間をおいてから出発するケースでは荷物の引き取り時間の確認も併せてすると良いです。
もちろんバゲージダウンも預かり時の品目と数量、時間などは細かく記しておきましょう。
体調維持
とはいえ、一日中ベル業務で荷物を上げ下げしていると体力が段々削がれ集中力が落ちてくると思います。
如何に体調維持を出来るかはとても大事です。
日頃の運動や集中力の強化に加えて、休み時間にちゃんと休む事でパフォーマンスを保つ事が出来ます。
ただ時間的な余裕がない人にとっては色々難しいのかもしれないので、一時的な対処法として個人的にマインドフルネストレーニングをおすすめです。
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